屋根塗装はなぜ必要?その目的や施工時期について解説

屋根塗装はなぜ必要?その目的や施工時期について解説

外壁と同様に、屋根も定期的な塗り直しが求められる場所です。

しかし、塗装が必要だと感じなかったり、費用面から避けたりしている方も少なくないでしょう。

確かに必要性が薄いと感じるかもしれませんし、費用面から避けたい気持ちもあると思います。

ところが屋根も放置すると住まい全体に影響が及び、改修が必要になることもあります。

長年塗装していない方は、一度業者に点検してもらってはいかがでしょうか。

 

とても重要!屋根塗装の必要性や目的について

屋根塗装は重要性が高く、必須と言っても過言ではありません。

そもそも屋根を塗装する大きな目的は屋根材の保護であり、住まいを維持するための役割を果たしています。

適切な方法で屋根を塗装した場合、屋根材を紫外線や風雨から守り、劣化を抑制することが可能です。

特に屋根は自然環境の影響を直接受ける上、季節ごとの寒暖差にもさらされます。

そうした影響から塗膜が屋根材を保護し、傷まないようにしているのです。

住まいの美観を保つためにも重要で、キレイな見た目を維持するなら、定期的な塗装が欠かせないでしょう。

 

屋根塗装をしないと美観や雨漏りに影響がある

反対に屋根を塗装しなかった場合、美観が悪くなるのはもちろん、雨漏り・水漏れのリスクが高まってしまいます。

雨漏りはカビやシロアリの繁殖を招くだけでなく、屋根や住まいを支える柱や梁を腐食させる危険もあります。

結果として、住まいの改修に数百万円の費用を支払う羽目になる可能性も否定できません。

住まいを守るためにも、定期的に屋根塗装を実施する必要があります。

ただし素焼瓦など、一部の屋根材については塗装そのものが不要です。

 

いつすればいい?屋根塗装の施工時期・タイミング

問題は塗装のタイミングですが、屋根材の種類によって目安が異なります。

一般には10年が目安とされますが、トタンは7~8年で劣化しますし、ガルバリウム鋼板は15年程度持つ場合もあります。

そのため10年目になったら、業者に点検してもらうと良いでしょう。

しかし、屋根にサビや苔が発生していたり、塗膜の色あせや剥がれが見られたりする時は、塗装を検討しましょう。

すでに塗料の劣化が進み、本来の役割を果たせなくなっている可能性があります。

 

最後に

屋根の塗装は敬遠されがちですが、住まいを維持するためにも重要です。

美観を維持し、雨漏りや水漏れ、自然環境の影響などから屋根を守る役割を果たしています。

目安は10年ですが、適切な時期が来たら一度業者による点検を受けてみましょう。

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