雨樋塗装にかかる費用とは？

雨樋は雨水を受け止め、適切に流すために欠かせない設備です。

塩化ビニルを始め様々な素材で作られていますが、場合によっては塗装が必要なこともあります。

雨樋を塗装することで紫外線や風雨から守られ、耐久性が高まります。

ただし費用はかかりますので、しっかり相場を把握しておきましょう。

雨樋塗装の費用相場は？

雨樋塗装にかかる費用は、1平方メートルにつき800～1,500円ほどです。

屋根や外壁の塗装に比べて、そこまで高いわけではありません。

仮に50平方メートル塗装した場合、塗料の費用は40,000～75,000円程度になります。

ただ、雨樋塗装は塗装費用に加えて足場の費用もかかります。

足場費用は一概に言えませんが、1平方メートルあたり1,000円前後です。

50平方メートル塗装したら、およそ5万円ほど足場の費用が必要になります。

もし雨樋塗装を検討中の方は、足場費用も含めて予算を組むことをおすすめします。

雨樋塗装は費用がそれなりにかかるので、節約したい方も多いのではないでしょうか。

もし費用を1円でも抑えたいのであれば、外壁か屋根塗装のついでに依頼するのがおすすめです。

外壁や屋根塗装は足場を組む必要があるため、雨樋塗装を同時に依頼すれば足場と養生費用を節約することができます。

数万円ほど節約が可能ですので、外壁か屋根塗装のタイミングでプロに相談すると良いでしょう。

塗料のグレードをしっかりと検討することも節約に繋がります。

高価な塗料を選べば耐久性は増しますが、お住まいの環境によって適切な塗料は異なります。

ただし、安価な塗料は耐用年数も短いため、費用とのバランスを考慮することが大切です。

雨樋塗装なら自分でもできそう、と考えている方も中にはいると思います。

外壁や屋根の塗装に比べて確かに難易度は低そうに見えますが、基本的にプロへ任せることをおすすめします。

雨樋塗装は高所での作業になるので、しっかりと足場を組まなくてはいけません。

一方で自分で塗装しようとしている方は足場を組まず、はしごの利用を検討していると思います。

しかし、はしごでの作業は非常に危険で、落下してしまうリスクがあります。

大怪我にも繋がりかねませんし、最悪は命に関わる恐れもあるのです。

安全かつ的確に雨樋を塗装したいなら、技術と経験を持つプロに任せましょう。

雨樋塗装は軽視されやすいですが、塗装することで耐久性を高められます。

費用はかかるものの、屋根や外壁と同時に行えば節約可能です。

雨樋を塗装したことがない方は、検討してみるのはいかがでしょうか。