外壁補修にかかる費用とは?
外壁塗装を行う際、外壁が破損していては塗装を行うことができません。
しっかりと補修を行う必要があります。
ここでは外壁補修にかかる様々な費用について紹介していきます。
外壁補修の必要性
住宅の外壁には様々な仕上げ方法が用いられます。
いずれも経年と共に劣化し、必ず何かしらのメンテナンスが必要となります。
外壁塗装もそのメンテナンスの1つですが、塗装工事はあくまで塗膜を塗る行為のため、外壁材自体に問題がある場合は直すことができません。
外壁材自体に問題があるにもかかわらず塗装工事を行った際、そこから塗膜が剥がれる原因になったり、雨漏りや傷が広がる原因にもなります。
その為、外壁材の問題は塗装工事を行う前に必ず行う必要があります。
外壁破損のパターン
外壁材には「サイディング」「モルタル」「コンクリート」など様々な仕上げがあります。
それぞれ破損パターンもことなりますので、しっかりと適した方法で補修を行う必要があります。
サイディングの補修
サイディングの浮き・・・¥5,000~
サイディングは種類により異なりますが12~21mmと幅広い厚みの商品があり、薄いサイディングは素材自体が反ってしまい、浮き上がってしまうことがあります。
サイディングの欠け、クラック、ひび割れ・・・¥10,000~
欠け、クラック、ひび割れは非常に多く発生します。
症状の程度にもよりますが、軽症であればコーキングなどで埋めることができます。
程度が酷い場合は、部分的にサイディングを張り替えるなどの工事が必要です。
モルタルの補修
モルタルのクラック、ひび割れ・・・¥5,000~
モルタルはクラック、ひび割れが非常に発生しやすい素材です。
雨などで水分を含み、乾燥する際に素材自体が伸縮する為です。
小さなクラックやひび割れであればコーキングで補修することができます。
モルタルの膨れ、爆裂・・・¥10,000~
モルタルが伸縮する際、膨れ上がったり爆裂することがあります。
コーキングで処理できない場合は、部分的にモルタルを塗り直す必要があります。
コンクリートの補修
コンクリートのクラック、ひび割れ・・・¥5,000~
モルタル同様、コンクリートも水分を含み、伸縮するという特性があります。
その為、コーキングなどで補修を行う必要があります。
コンクリートの爆裂・・・¥15,000~
コンクリートが爆裂する際、広範囲で発生したり、大きくえぐれたりすることがあります。
その場合、部分的にモルタルなどを埋めなおしたりする必要があります。
足場が必要な場合も
外壁補修を行う際、補修部が2階部分だとすると足場を組む必要があることがあります。
思わぬ出費になることもある為、注意が必要です。
まとめ
外壁の補修は塗装を行う前には必ず必要です。
またそれ以外にも、雨漏れや外壁の劣化につながる為、症状がみられ次第、補修を行うことをおすすめします。