足場仮設に掛かる費用とは?
戸建ての外回り工事には必要不可欠な足場仮設。
しかし、メンテナンス予算を考える際に見落としがちな項目です。
ここでは足場仮設にどのくらいの費用が掛かるのかを紹介していきます。
足場仮設とは
商業施設やオフィスビルの改修工事の際、大掛かりな足場やネットが掛かっているのを見かけたことがあると思います。
それらは商業施設やオフィスビルなどの大きな建物の際に必要なだけでなく、一般的な2階建の戸建てにも必要な工事です。
足場仮設に掛かる費用とは?
養生費:¥20,000
消費税:10%
足場を掛けるのはどんなとき?
外観周りの工事を行う際には必ず足場を掛けるというわけではありません。
工事内容によっては足場が不要な場合もあります。
ではどのような工事を行う際に足場仮設が必要なのでしょうか。
外壁塗装
外壁塗装の際は必ず足場の仮設が必要となります。
塗装は柄の短いローラーを使用しながら作業を行います。
その為、足場が無ければ2階部分に塗装を行うことができません。
外壁張り替え
外壁前面張り替えの際にも必ず足場が必要です。
塗装工事と同様で2階部分の作業が行えない為です。
外観工事でも足場が不要な場合とは?
外観工事も工事内容によっては足場仮設が不要な場合があります。
例えば外壁の部分的な補修工事の場合です。
1階部であればそのまま作業が行えますし、2階部でも軽度な補修程度であれば脚立を使用して作業を行うことがあります。
他にもバルコニー取り付けなどは足場が不要です。
2階部分に取り付けを行う為、足場が必要だと思いがちですが、足場があれば邪魔で作業が行えません。脚立等を使用しながら取り付けを行う為、足場が不要です。
作業用以外に足場を建てる目的とは?
足場は作業用に掛けるというイメージが強いと思います。
しかし、作業用以外に足場を掛けるケースもあります。
建材運搬用
屋根工事を行う際には建材を屋根上に運搬する用に足場を掛けることがあります。
落下防止用
屋根工事、塗装工事を行う際、必然的に高所作業となります。
作業中誤って落下しないよう、落下防止用としても足場は活躍します。
養生用
足場の外側にネットが張られているのもよく見かけると思います。
ネットの目的は、作業中のホコリ、塗装などが飛散しないようにする目的もあります。
また、商業施設などではネットの代わりに防音パネルを立てることもあります。
足場の種類
単管足場
1本のパイプを使用して足場を組む工法で、安価で組むことができます。
養生用、運搬用にのみ使用する場合、単管で組むことがあります。
ビケ足場
単管で骨組みを行い、作業部には歩くスペースが確保されている工法です。
塗装や外壁張り替えなど、作業を行う際はビケ足場を組みます。
屋根足場
屋根の勾配が急な場合、屋根にも足場を組むことがあります。
こちらは落下防止用の為、単管で組まれます。
まとめ
足場は掛け捨てになる作業ですが、作業を行う上で欠かせない工事です。
また決して安い金額ではない為、メンテナンスの予算を組む際には足場の金額も加味しておきましょう。