外壁塗装をしようと計画を立てる際、ネットなどで様々な情報を集めたり、価格相場を調べたりすると思います。しかし外壁塗装は外壁材により工程や価格が変わることがあります。

ここではコンクリート仕上げの塗装について解説していきます。

 

コンクリート外壁とは？

通常、建物の外壁は下地の上に仕上げ材を施工することで完成させます。

対してコンクリート外壁とは、下地となるRCをそのまま露出させることで仕上げとしています。

コンクリートに塗装を行う際には、コンクリートの特性など、しっかりとした知識、経験が必要となります。

 

コンクリート外壁の塗装費用とは

 

 

コンクリート外壁の塗装工法とは？

撥水剤塗布

コンクリート打ちっぱなし仕上げの独特な風合いを保つ為に、撥水剤を塗装するという工法です。

新築時にも撥水剤が塗布されている為、最も一般的な工法ともされています。

 

カラークリヤー工法

クリアー塗料に着色剤を混ぜて塗布する工法です。色むらがなくなり仕上げが美しくなるだけで無く、耐久性、防水性にも優れた工法です。

 

コンクリート外壁の劣化症状とは？

クラックやひび割れの発生

コンクリートは経年劣化でクラックやひび割れが発生する素材です。

コンクリート自体は水分を吸収する素材です。その水分が蒸発する際にコンクリートが伸縮し、その動きに耐えきれずにクラックやひび割れが発生します。

クラックやひび割れは塗装では直すことができないので、別途補修工事が必要です。

 

表面剥離や爆裂

クラックやひび割れが発生する際と同様に、コンクリート内部の水分が蒸発するに、コンクリートの表面が剥離したり爆裂したりします。

表面剥離や爆裂も塗装では直すことができないので、別途補修工事が必要となります。

 

コンクリート外壁のメンテナス期間

サイディングやモルタル仕上げといった一般的な外壁材の場合、10~15年ごとにメンテナンスを行うのが一般的です。

対してコンクリート外壁は素材が剥き出しになっていて劣化が早いということもあり、7~10年ごとにはメンテナンスを行う必要があります。

 

まとめ

お洒落な外観で人気のあるコンクリート外壁。

しかしメンテナンスには手が掛かる外壁となっておりますので、しっかりと知識をつけておきましょう。