屋根塗装に掛かる費用とは?
住宅を健康に保つために欠かせない屋根塗装。屋根塗装は決して安い買い物ではありません。価格面で失敗しないためには、ある程度の相場感を把握しておくことが大切です。
ここでは屋根塗装に掛かる費用の相場について紹介します。
屋根塗装の相場
建坪20坪の屋根塗装を行う場合、¥250,000~¥300,000が相場となります。※スレート屋根、シリコン塗料の場合
内訳は以下の通りです。
足場仮設工事:¥100,000
高圧洗浄:¥10,000
屋根塗装:¥134,000
諸経費、運搬費など:¥30,000
消費税:10%
屋根塗装は屋根材により異なる
屋根材といっても様々な種類があります。
コロニアル、スレート、金属系、瓦と、屋根の種類により塗装までに行う工程が変わったり、使用する塗料が異なります。
相場価格と費用差が発生する場合とは
屋根材による違い
屋根材といっても様々な種類があります。
コロニアル、スレート、金属系、瓦と、屋根の種類により塗装までに行う工程が変わったり、使用出来る塗料が異なります。
塗料による違い
屋根塗装に使用する塗料は数多く存在します。
一般的には【シリコン塗料】を使用することが多いのですが、昨今では【ラジカル塗料】を標準にしている業者もみられます。
塗料による違いは耐久性に大きな影響を与えます。
基本的には耐久性が高くなるにつれ、塗料価格も高くなっていきます。
その為、見積もりが高い業者だからといって手間代が高いということではなく、選択している塗料グレードが高い場合があります。
反対に、価格が相場よりも安い業者の場合、選択している塗料のグレードが低い場合があるので注意が必要です。
屋根形状による違い
屋根形状は工事効率につながります。
例えば勾配が急な屋根の場合、作業が遅くなるだけでなく、屋根足場を組む必要があります。その為、工事手間と足場代が高くなる場合があります。
補修工事など、別途工事が必要
屋根は経年劣化によりひび割れやクラックが発生します。
塗装工事ではそれらを補修することができない為、塗装を行う前に補修工事を行う必要があります。劣化状況が激しい場合は、一部屋根材の交換が必要になる場合もあります。
外壁塗装と同時に行う
外壁塗装と同時に行うことで、重複している工事内容を省くことができます。
例えば、足場仮設や高圧洗浄などです。
立地条件
建物が大通り沿いから離れている、狭小住宅地で作業効率が悪いといった立地条件は工事の手間に大きく影響を与えます。
その為、一般的な建物に比べて手間がプラスしてかかってくる場合があります。
相見積もりを取ることは必須
屋根塗装を行う前に、見積もりは必ず複数社に依頼してください。
いくら相場感を把握しているとはいえ、見積もりは建物の立地条件などでも異なります。
その為、そもそも相場より高くなってしまう立地条件という場合もあります。
複数社に依頼して相見積もりを取ることで、自らの家での相場感を把握しておきましょう。
まとめ
屋根塗装は相場感を把握しておくと、大きな失敗をすることなく工事を行うことができます。決して安い買い物ではないので、しっかりと情報収集を行い、失敗のない屋根塗装を行いましょう。
屋根塗装が出来ず、屋根修理が必要な場合があります。その場合は、まず屋根修理を先行して行う必要があるため、専門業者に相談して工事を進めていきましょう。
屋根修理について業者選定や必要性について詳しくはこちらを→川崎 屋根修理